森とアロマとやぎの学校-アロマ自然塾

自然.人.健康へのアプローチと実践開発

201208 無農薬柚子の化粧水の作り方  

201208 柚子の種から化粧水の作り方 キーワード 適量 とろみ アルコール度数 保存  カビ セルフケアは自分基準

1柚子…適量ー自分で決めておくグラムか大さじでもよいです。 ユズ種の量の3~5倍量の酒(焼酎または日本酒)ー3倍か4倍か5倍にするかは自分で決める

2 柚子のペクチンのとろみの好みでアルコールの量を決める 酒の量が少ないととろみが強くなり、多いとさらりとした仕上がりになる。好みで調整するが量も決めて薄くする濃くするを自分で比較する

3保存ー瓶はふたつきで、密閉でき、アルコール耐性のある物。ガラス製がお勧め。あらかじめ煮沸するか、アルコールで消毒しておく。

自分でつくれるは簡単に聞こえるけど、セルフケアにするには[自分基準]を決めないと濃くするのか薄める度合いがわからくなるので、7日間か1ヶ月はこのパターンでやると決めて次どうするか決めることがセルフケアです。

【作り方 ❶柚子から種を取り出す。 皮や果汁は使わないので、料理に活 用する ーセルフケアのポイントー まるごとで使うのが一番簡単ー果皮と柚子の袋の皮と綿は別々に使うかは、てまひまかけるか自分で決めていきましょうー基本、柚子捨てるところはヘタ以外はゼロです。

❷種を洗わずに瓶に入れ、種の3~5倍量の酒を注ぎ入れ、ふたをする。ー注意することカビの発生ですー柚子の種はすぐつかないで後でつくるときは冷蔵庫保存でできるだけ早く使うーカビが生えます。   ❸常温に3日~1週間ほどおく。ときどき振り混ぜる。淡く色づき、とろみがついたら完成ーときどきも自分で1日1回か2回か決める

❹ザルでこして、使いやすい瓶に詰め替え、冷蔵庫で保存する。1ヵ月ほどで使い切る。何回も同じ種は使わず1回のみにする。

[柚子の種の化粧水の使い方]

1 パッチテストしてから 顔や体に、そのままつけてOKです。ただし、必ずパッチテストを行ってください。ひじの内側など目立たない部分に少量を塗り、しばらく時間をおき、様子を見ます。赤みやかゆみなどの異常が現れたら、直ちに中止してください。

2紫外線との関係 紫外線に当たるとシミを作りやすい作用(光毒性)は、柑橘系の精油の一部などに見られますが、ユズにはそれがないとされています。また、種に光毒性があるというデータも見当たりません ー精油のビンを確認して水蒸気蒸留であれば大丈夫です。    ーセルフケアのポイントー 心配な場合は、肌につけたあとに日焼け止めを塗るか、それでも気になるかたは、夜だけの使用にとどめるといいでしょう。

3肌がアルコールに弱い場合ー水で大丈夫ーまた、抗菌作用のある竹水や竹抽出液が使えます 酒のかわりに水を使い、同様に作ることができます。ただし保存がきかないので、作った当日から冷蔵庫に入れ、とろみがついたら使い始めて、1週間ほどで使い切ってください。

4お酒の選び方ー雑菌避けるには最低17%の濃度 香りや使用感などの好みで選んでかまいません。アルコール度数が高いほど保存性に優れますが、そのぶん、肌への刺激は強くなりますー25%以上がよいですが17%もギリギリ大丈夫。雑菌が増えると意味がありません

5年中通して使う方法ー冷凍保存で自然解凍 作った化粧水は、冷凍保存もできます。使うときは自然解凍で。洗って乾燥させた種を保存しておいて作ることもできます。